葬祭セミナー「失敗しないお葬式」・・冠婚葬祭従事35年体験からの葬祭セミナー講演



   

 家族葬!アルアル勘違い・落とし穴!

   最近冨によく呼ばれている「家族葬」についての一言アドバイス
   葬儀セミナーで「家族葬」でのトラブルについての質問が急増しています。
   「家族葬です」と告げた為、仲の良かった知人は元より、故人が本当に来てほしかった
   お世話になった友までも来てくれず、「まことに寂しいお葬式でした」と、ぽつり喪主の言葉が
    耳に残っています。

   「家族葬」とは「家族葬儀」の略で、葬儀業者が名付けた葬儀形態の一つです。
  核家族が進み一家族の人数が少なくなった昨今は葬儀参列者数(携わる人)が減少しました。
  そんな情勢を見込んで「家族葬」と名付け、それが浸透しつつあるのです。
  他には、一般葬、密葬、社葬、個人葬、直葬(火葬)等々の形態がありますが、地方によって呼称
  が違う場合もあり結構複雑です。

   「家族葬」は家族、親族だけでするもの、と思われがちですが、そうでない場合もあります。
  「家族葬」を、私なりに気づいた点、留意点を記しましたので参考の一つにしてください。

  1.「家族葬」と申し込んでも決して安価でない場合があります。
       *「家族葬」=安価(費用)ではない。
        なぜなら・・葬儀社は当然ながら売り上げ努力をします。
        アドバイス・・費用を安価に済まるのなら、その旨を葬儀社に率直に伝えてください。

  2.葬儀に参列する家族、親族を確実に把握しておく。
       *故人の死(葬儀)をどの人まで知らせるのか?
        家族、親族、親戚、知人、友人などによって、「家族葬」では納まらない場合がある。

  3.葬儀社の解釈として、家族、親族以外の人も参列する場合は・・・一般葬ととらえる。
       *当然、供養数の増加、料理数の増加、その他によって費用が増えます。

  4.告知(葬儀を知らせる)する時には「家族葬」の言葉に十分ご注意ください。

  葬儀を申し込む際には、自分(遺族側)の意思(規模、費用、人数など)を決めて
    から葬儀社との相談が肝要です。

  家族、親族だけで葬儀される場合、「家族・親族葬です」とはっきりしたお知らせが賢明です。

  大切なことは、訃報知らせを何処まで(誰まで)するか、によって葬儀の規模・形態は決まります。
      故人中心に知らせる。
      喪主(遺族)中心にしらせる。

 葬儀の原点を大切にすることが肝心!
  
葬儀とは臨終から死後の喪に至るまでの、死別に出逢った人が営む、悲しみ・葬り・悼む、
   一連の儀式、、、。(葬儀概論より)

      「故人の尊厳を守ること」
     
 「遺族の悲しみを大切にすること」  

    

            
                                         *禁・・無断コピー・転載
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